革命機ヴァルヴレイヴ 第6話「サキ・カムバック」

どのへんがカムバックなのかにも注目してみようかと。

サキ・カムバックと言われると、月面にハルトとエルエルフを迎えに来た時の先を方を思い浮かべるのだが対置されているのだろうか。

 

・「私、有名になりたいの」

 「私の歌を世界中の人が聴くの。」

 コクピットに入れてもらえないハルト。

サキが「この学校に入れられてから諦めてた」ことは歌で有名になることか?誰も聞いてない独白だから間違いなさげ。いや、これは自分を納得させるための自分に対しての建前ってこともあるか。ハルトを見上げながら「あぁ...これで…(2人ぼっちになれる)」ってことかもしれん。まあ契約するときはハルトもキューマも上向いてた気がするけど(アキラと山田は契約シーンなし)。ハルトと向かい合ってのけぞって絶頂してるとすると10話ラストと同じになるw

 

道路に鹿がいるのが違和感。被災地の避難区域に野生動物が蔓延るってのはあるけどさ。メタ的には鹿は「非力」の象徴らしい。

ブルーシートのマントが11話朝のハルトの青いブレザーの反復ってのヤベェ

 

「流木野さん、戻って!」

「やーよ!」

「どうなるかわかんないのに、人間を捨てちゃうなんて、キミの大切な人が悲しむとは思わないの?」

「危ない!」

「へーき。だって、不死身なんでしょ?それに、私に大切な人なんていないし。」

「えっ」

「貧乏。暴力。アルコール。犯罪。ホント、毒みたいな親だった。親から逃げるには、あの最低な世界から抜け出すためには、有名になるしかなかったの。」

「流木野さん。。。」

「私なんかどうなってもいいの。家族も、友達も、誰もいないんだから。」

「流木野さん…その...僕に何かできることがあるかな…?」

「どうして…」

「だって、友達が泣いてるんだ。力になりたいよ!」

「ハルト、あなたっていい人ね。」

「ごめんね。だって、嘘だから。」

 

流木野さん何考えてんのかよくわからないから別で全編通して詳しく観たい、一旦パス。

まあ誰しも1つのことだけ考えてるわけじゃないし行動に一本筋が通ってるとも限らないし、わからんですよ。

過去に家族絡みでつらい目にあったのは間違いなくて、でも友達が全くいないってのはちょっと盛ってる?芸能人だからと色眼鏡で見られはするけど

ハルトが気になってるから悲惨な過去を盛って話してみたけど「友達」としか言われなかった、「大切な人」とか「特別な人」とかではなくて。だからちょっと悪戯してみた。1話の「彼女は死んだの」とか、やたら2人の仲いいのに食って掛かったり、素っ頓狂な「えっ」を言ったり、もともとハルトを気になってる節はあると思う。プールはサボるけどハルトがいる掃除には行くんだもん。2話でヘリから飛び降りたりとか、やたら肝が据わってるなとは思うけど動機にハルトがあればまあわかるかもなと。

1話のハナっからサキがハルトを好きだとしてそのキッカケは全くわかんないけども。

誰とでもいいから2人ぼっちになりたくて、そのうちだんだん好きになったのか、ハルトが1人ぼっちだったからこそサキも進んでカミツキを選んだのか、どうとでも考えられると思う。

 

 

・「じゃ、月で。」

 ARUSの月周回軌道軍ですから。モジュールごと月に行く。

 

・「もうひとつ下の階層の…これですか?」

 なんだかんだ子供の面倒見る貴生川先生。まあヴァルヴレイヴ絡みだからってだけかもしんないけど。管制室にコクピットの映像を映すのと「伝達系の出力調整を、数値を見ながらす」るってのは関係あるのかな。

 

・「時縞くん、流木野さん見なかった?」

 サキのレイプ祭り。なめこの伝道師とか元ネタはわからんが、「男の子って楽しい」からして男になって女に悪戯してるってのはわかる。 

 

・「カイン様、ねぇ」

 

・「私とて選ばれたカルルスタインの男。ルールは承知している。」

 裏切り者には死を。わかってるけどエルエルフが諦めきれない

 

・「人の体勝手に使って!!」

 

・「嘘だったくせに」

 「約束は約束。それに、前払いもしたでしょ?」

  ここで「前払い」と口にして初めて、あのキスは前払いという意味を持つ。サキとハルトの間では「キス⇔ハルトの体を使う」が成立したように思われたが、のちのちサキが「そうか、これって、呪いなんだ」と受け入れて初めて「サキがハルトの体を使う⇔ハルトがサキの体を使う」という因果応報ともに「こころの繋がりを求めてたのに、純粋に肉のみを求められてしまう」呪いがサキの中で成立する。一方「世界を暴くシステム」を謳うヴァルヴレイヴ(ピノ?)にしてみればハルトというミクロな世界を暴いたことになり。メタ的には「やりたいこと全部やっちゃおう」と明るいステージ上で唱えるショーコに対し、暗い外でヤりたいことをヤっちゃってるハルトって皮肉の配置にもなる。事象の意味は観測者が各々決定する。そういう「前払い」。語呂的には「サキの先払い」の方がよかったw

 

・「今日は僕の妹を紹介します。といっても、本当の妹じゃなくて、でも妹みたいに大切な存在なんです。」

 ピノとプルーがこういう関係だった説。実の兄弟だとサトミとアキラがおるな。

 

・「ハルトはさ、1人ぼっちのヴァンパイアになって、どうだった?私はね、ずっと…」

 サキの話はまたしても遮られる。「私、この学校に入れられてから諦めてたけど…」

この2か所は同じようなことを言おうとしてたと思う。ヴァルヴレイヴの中=祠の前で2人きりってシチュエーションも同じ。ちょっと溜めてたら遮られちゃうのも同じ。

 

・「ううん、これはハルトじゃない。」

 祠の前で、またしてもショーコのハルトへの献身っぷりを見せつけられるサキ。「1話→6話」で「夕→朝」で「無関心→積極アタック」で。ハルトに冷めてんじゃなくて、ハルトにもショーコにも関心が向いてるように感じる。

 

・「あーばかばかしい。別にハルトなんてどうでもいい。私はただ有名になりたいだけだから。」

 「自分の存在を世界に刻み付けないと、消えてしまうから。」

 サキの本音と建前が全然見抜けない。ポロっと出た本音にも聞こえるけど適当に取り繕った感もある。戦闘パートからして有名になりたいのは本当だろうと思うけど

ウソっぽいホントが多いのかなという気はする

 

・「カーミラよ」

 カーミラは同性愛の女吸血鬼。

カーミラといえば個人的には名前のスペルを入れ替えて色々名前変わるみたいのが印象的だった。関係あるかはわからんが。

 

・「ロボットって、何台もあるんだ」

 「ヴァルヴレイヴが…2人…?」

 「聞いてないぞ、もう1機いるなんて!」

 みんな数え方が違う。

 

・「他人に期待するのはとっくにやめたのよ。自分でやって見せる。」

  独白が本音とは限らない。これがそうかはわからないけども。終盤「自分のための強がり」っていうのも劇中で直接言葉で示されてること。

 

・「武器は…スピンドルナックル、これね。」

 武器を装備するときはVサインでボタン2個同時押し。6号機のハミングバードでもおなじだったような。

 

・「私は世界一のスターになるんだから。」

 有名になりたいってのは本気だろうなぁ。そのためにハルトを利用するって体で仲良くなろうとしてるのかな。でも男になって女をからかうってのは別の願望が顕れてるっ気がする。

 

・「やらせて、さっき思いついたことがあるの」

 応援されたからってパイロットスキルが向上するわけじゃない、普通に被弾してるし。サブの脚を使って攪乱するってのは、応援の前に既に思いついてたことだし思考レベルが向上したわけでもなく。応援されたことで勇気が湧いてきた、恐怖が薄らいだ程度。

「見られる」ことによって自らを奮い立たせ、敵機に立ち向かうサキ。四号機は宙を踏み鳴らして跳ぶのだけど、丁寧なのは、それで決して「強く」はなっていないように描かれること。「気合を入れたら強くなる」なんて世界観じゃないから。覚悟を決めたり気合を入れたりしても強くはならない。度胸よく踏み込みができるとか、幾らか集中力が上がるだけ。勇ましい劇伴になっても四号機はコツコツ被弾し続け流木野さんの「ヘタ」っぷりを欠かさない。特徴的な空間跳躍機動も「気合を入れたから思いついた・できるようになった」モノじゃない。覚悟を決めたり気合を入れたりしても強くはならない。度胸よく踏み込みができるとか、幾らか集中力が上がるだけ。勇ましい劇伴になっても四号機はコツコツ被弾し続け流木野さんの「ヘタ」っぷりを欠かさない。特徴的な空間跳躍機動も「気合を入れたから思いついた・できるようになった」モノじゃない。

 

 

・「この戦争をWIREDにアップして、コックピットの映像も」

 「世界が…見てる」

 本来プライベートスペースであると思われたコクピット内が世界中から見られてるっていう転倒を、全天モニタに映したWIREDのメッセージに囲まれることで表現してる。全方位を囲まれた全天モニタだからこそ、SNSというツールが普及したからこそ出来る見事な表現。

全天モニタは自分と世界を「繋ぐ」壁であり「隔てる」壁。嘘の壁。

 

自分を見る「みんな」の反応は呟きとなって表れる、そのタイムラインを表示することで「見られている」ことを認識する。ここはもう現代的というか、20世紀ではありえなかった概念だ。