革命機ヴァルヴレイヴ 第4話「人質はヴァルヴレイヴ」

だいぶ間が空いてしまった。時間かけても日数はかけたくないところ。

 

・ARUSの作戦

 モニターに映ってるのはダイソンスフィアの模式図っぽく見える。

「我がARUSの国力と広い領土を活かして 防御に徹する。」って、ジオールを防衛するわけじゃないね。ジオールからロボットだけ奪って、ジオールを囮にしつつ自国は防御して、その間にジオールの兵器を量産して ドルシアを叩く、ってワケだ。ロボットだけを露骨に狙うより、学生を助けるついでにロボットに回収する、って体裁で。あくまでジオールそのものは眼中にナシ。それっぽい

 

・「お前の力とヴァルヴレイヴを組み込めば、俺の革命は5年は前倒せる。」

 必要なのはあくまでカミツキの力とヴァルヴレイヴ(という体裁)。

アードライはドルシアを王政に戻すという革命を本気で望む片腕が欲しい。エルエルフは「半分この世界」を本気で目指す腕が欲しい。エルエルフにとってドルシアの革命は通過点でしかない。

 

 「まずはフィガロ議員に乗り移れ。大統領府と...」

 ショーコに渡した「新生ジオールの軍事的発展に関する云々」と同じニオイがする。断られるとわかった上でやってる感。

 

「僕を殺したくせに!」

 何回でも死ねるから何回も死を反復できる。「死んだ」という表意を形成する手法。

本作での反復の寓意は(現状)ふたつ。

ひとつめは「報われなさ」の表現。同じことを何度繰り返しても結果は変わらない、報われない、けど何度でも抗う、世界の無慈悲さと個人の尊さ。

ふたつめは違和感のトリガー。何度やっても結果が同じなら、例えば同じことをやって結果が明かされない場合、それを反復する別のシーンの結果を参照できる、例えば過程が同じように見えて結果が違うなら、その過程はどこかが前とは違っている。言外の説明?描写?的な

 

・「この学校を丸ごと救ってやる。お前の女もだ。」

 「僕が守るって決めたんだ、呪いの力を使っても!」

 間あいてるけどここが対応してると思う。愛する女は自分で守らなきゃね、ここで折れてるようじゃ

 

・「守りたいものがあるなら、汚れろ。」

 「何がピースだ、平和のサインなんて!」

 汚れろと言いつつもここで折れて欲しくはない。それじゃハルトは駒止まりだったろうね。自分の体も貸さないしリーゼロッテのことも言わない。

 そういう意味で、身体を貸すのとリーゼロッテを明かすのとでお互いを認め合う、というのは上手いイベントって感じする。 肉体関係を許す(w)のと同時に心の中の秘密も明かすみたいな

 

・「言わないで!あたしのこと、誰にも...」

  ハルトはヴァルヴレイヴを秘密にするし、ショーコはアキラを秘密にする。ピノとアキラとリーゼロッテ関連性あるかな

 

・「ダメだ!乗っちゃダメです!」

 無理矢理立たされるヴァルヴレイヴ。人が乗ってないときは自立しない

 

・「問題は勝ち負けではない、どう勝つかだ。」

 ヴァルヴレイヴを鹵獲すれば勝ちっていうことかな、もっと含みがありそうな気もするが。

 

・「助けるかどうかは僕らが決めるってことさ。」

 それを決めるのはお前じゃない。大人のくせにとか言ってるけど、誰もが徹底的にエゴで動く。ハルトだって仇討ちのために乗ったんじゃあないかっての。その動機はあとでキューマのときにゴリゴリ否定されるし。

 

・「嘘つき!大人のくせに、恥ずかしいと思わないんですか!」

 ハルトだって嘘ついてあとで酷い目に遭うじゃんw 子供(真実、⇔嘘)だけの独立国と言いつつも嘘ばっかりじゃん

 

・「離して!身の潔白を」

 何もないとは思えないけどまだわからん

 

 ・「ジオール国立咲森学園校歌、斉唱!」

  朝日の都に 太陽超えて

 遙かな眼下に 輝く我ら

 新たな世界と 新たな思い

 いつかは叶うよ 我らの理想

 行く手を....   光り輝く

 咲森 咲森 天下に響く 咲森学

 

 古今東西に ......

 

 歌詞が国歌みある。音楽と神話は縁がある感じする

 ここではタカヒが歌姫してるんだけど5話でサキに持ってかれるね、そういえば。タカヒ様最初独唱やん

 

 ・「知ってて来てくれたんじゃ...」

 ここガールミーツボーイやね

最後に会ったのは3話Aパート「祠が、何?」のとこか。ってことはそこで別れたわけで、ボーイリーブスガールの方を考えてみる。

 ハルトは適当に誤魔化して切り抜けたつもりみたいだけど、ショーコの方はかなり真に受けてて、「何もなかったんだ」とか言ったり。サキが「よくわかってるんですね、彼のこと。」だなんて言ってるけど全然そんなことないwwww (3話のシーンです。)

  

 ・「モーゼと呼んでくれ。これから学生の海を割るんだ。」

 エクソダス(出エジプト記)

エルエルフが跳ね橋を降ろしたのも、海を割って道を作ったと言えるのかな

他にもあるかも

 

 「みなさん!早く校舎に入って!」

 1話でドルシアが攻めてきたときも七海先生が言ってたけど、実際校舎壊されてるしそんな安全でもないよね。他に何もないとはいえなんで校舎なんだ

 

・「卒業までトップで居続けるって言ったでしょ!」

 タカヒの行動はいちいち気になる。3話Aパートの廊下とか生徒会室のシーンとか、現状未解消でござる

 

・「時縞ハルト、お前は俺を選ぶ。」

  ここもハルトを試してるって言えるのかな

単に欲しいのはカミツキ能力とヴァルヴレイヴな感じする。ハルトを試してるって言うのは結果論的な感じで。この時点ではまだハルトの内面に関心ないとすると、どこかでそのきっかけがあるはずではある。第三者視点でみると、内面も理解し合えたからこそ協力関係を築けたと言えるかな。まあまだわからん。

 タカヒが戦車に乗ったフィガロ議員を引き止めるときといいエルエルフが壱号機にピースする時といい、大きい相手を見上げる上目遣いがイヤラシイw

  ここの壱号機とハルトは一体化してると言えるかな

 

・「このロボットをアルスに渡しますって!」

 ここのエルエルフの驚きと、あとの「久しぶりだ、笑ったのは」ってのは別案件っぽい。ここでは笑ってないもんね。

 

・「ヴァルヴレイヴ...なぜ出てこない」

  恐らく作戦はこう。外をチクチク突っついてヴァルヴレイヴを燻り出し、出てきたとこを鹵獲してさっさとずらかる。問題は勝ち負けではない、どう勝つかだ。カインはヴァルヴレイヴを私有したい、スフィアを占拠してる奴らに取られたくない、のかな

 

・「あの武器は見ていないぞ!」

 ヴルトガが引っ張り出されてきたのはフィガロ議員が逃げる話をした直後。戦艦が座礁する前。ドルシア軍をこれで追い払ってアルス艦で月まで逃げる予定だったのかな。

 

・「みんな!もう誰かにすがるのはやめよう!何かに頼るんじゃなく、自分の足で立つの、独立するの!」

 ロボットドラマと人間ドラマの同時進行、ロボットの建国神話、婦唱夫随、いろいろとてんこ盛りの名シーン、物語の要所は必ずロボットの所作でキメる。

 天地がひっくり返ったダイソンスフィアだからこそ、太陽に背を向けて進むという画が撮れる。母なるスフィアに脚で立ち、新たな世界の空に腕で逆立ちする、ダブル「自分の肢で立つ」を成立させてる。外で両腕を掲げるヴァルヴレイヴ壱号機と、内で腕を掲げる新生ジオール国民もシンクロしてるし、政治的独立と物理的独立とを同時に果たしてもいるし、超濃密。

 

http://blog.livedoor.jp/aq_e/archives/27162529.html

http://blog.livedoor.jp/aq_e/archives/27761353.html

 

・「久しぶりだ、笑ったのは」

 国を乗っ取ってリーゼロッテを迎えるとこまで妄想して高揚感に満ちているものと思われます。ドルシアを変えずともリーゼロッテの目指す世界を築けるよ、と。

「あなたを守るための国を手に入れた。」